皆さん、こんばんは!
サラリーマンの大樹です。
本日は、「営業」についてお話いたします!
タイトルにもある通り、
「即決営業」が、
本日のキーワードです。
皆さんは、このような経験はありませんか?
「いい感じで商談が進んでいるのに、考えますと言われてしまった。」
「成約しそうなのに、結局、持ち帰って検討します。」
毎回と言えるほど、
「持ち帰って考えます!」
と、言われます。
結果、お断り・・・
なぜ、途中まで良い形で商談が進んでいるのに、
ペンディング(次回へ持ち越し)となってしまうのでしょう。
この悩みに対する回答が、
堀口龍介氏の「即決営業」で説明されています。
今回の記事では、
多くの営業が抱える「持ち帰り」の悩みを解決していきます!
この記事は次のような人におすすめ!
- 営業力を高めたい人
- クロージング力を高めたい人
- 商談の成約率を高めたい人
まずは、
簡単なまとめです。
「即決営業メソッド」により、最高の「クロージング」を提供する。そのために、「アプローチ」の4つのステップで心を鷲掴みにする!
それでは、
早速内容を見ていきましょう!
「お願いします!」は、もう言わない。
まずは、「即決営業」が、
なぜ、営業マンに必要なのか、
説明いたします!
「即決営業」とは、
その名の通り、「即回答をもらう」営業スタイルのことです。
商品やサービスを持参し、
提案をし、その商談時間の中で、成約させる商談スタイルです。
しかし、
多くの「即決できない営業」は
提案をし、商談時間の中で、
成約を「お願い」しているのではないでしょうか?
たしかに、
毎回、「ご検討お願いします!」と、
お伝えしておりました。
たしかに、「お願い」も、営業の一つの手段です。
ただ、「お願い」ばかりしていては、
商談の時間内に回答をもらうことは、ほとんど困難です。
想像してみてください。
あなたが買い物をする際、
「お願い」されたという理由だけで、
商品を買いますか?
買わないです。
親しい友人からのお願いならまだしも、
見ず知らずの人にお願いされても、
買う気にはなりませんね。
その通りです!
私たちは、
商品の、機能やデザインなどに、
「メリットを感じた時」に購入するのであって、
決して、「お願いされたから購入している」という訳ではないのです。
では、なぜ、多くの人が、
「お願い営業」をしているのでしょうか?
そこには、
「即決営業」と「即決できない営業」の、
お客様に対する認識の違いが影響しております。
どういうことでしょう?
「即決営業」の人たちは、
お客様を、「神様」だと思っているのですか?
いや、むしろ逆です。
「即決営業」の人たちは、
「お客様」と「営業」は、
対等の存在だと思っております。
「対等」ですか!!
なかなか、強気な発言ですね。
「お客様」と聞くと、
「営業」よりも、立場が強い人だと思いがちですよね。
たしかに、多くの場合、
「買う側」は、「売る側」よりも立場が強いという風に思われがちです。
しかし、本当にそうでしょうか?
本書では、上記の構図自体が「幻想」だと述べられております。
本来は、「お客様」と「営業」は、対等の存在なのです。
なぜなら、
「お客様」は、「営業」がいないと、
悩みの解決に向けて、「スタート」をすることができないからです。
「営業」は、
「お客様」の、
悩み解決を「スタート」させる重要な存在なのです。
つまり、「お客様」にとって、
「営業」は、必要不可欠な存在だということになります!
よって、
「即決営業」になるためには、
「お客様」と対等の存在になり、
「お願い営業」から脱却する必要があります。
次章からは、
「即決営業」になるために、
具体的な方法を説明いたします!
「お客様」と「営業」は、本来対等。「営業」は、「お客様」の悩みの解決に向け、お客様を「スタート」させる役目を担う、重要な存在。
アプローチで、「悩み解決」に向かわせる!
それでは、早速、
「即決営業」になるための、
具体的な方法を紹介していきます!
まず、本書では、
「即決営業」になるにあたり、
「アプローチ」が最も重要だと述べております。
営業マンの仕事は、アプローチが九割
「即決営業」堀口龍介
9割ですか!?
商談結果のほぼ全てが、
「アプローチ」にかかっているということですか!?
そうなんです。
「アプローチ」で失敗すると、
商談は成功しない!
と、言われるほどです。
とはいえ、いきなり「アプローチ」と言われても、
何を指しているのか全く分かりませんよね?
簡単に言うと、
「お客様を、悩み解決に向かわせてあげること」です。
お客様が抱えている「悩み」を聞き出し、
「最適な解決策」を提示し、
悩み解決に「前向き」になってもらうことを指します。
お客様に、
「前向き」になってもらうことが、
重要ですね。
適切に「アプローチ」をすることで、
お客様は「自分の理想像」に気づくことができます。
自分の理想像に気づくことができると、
お客様にとって、「悩み解決」の重要性が一気に高まります。
「アプローチ」の重要性は分かったのですが、
僕にできることなのでしょうか?
簡単ではありませんが、
努力次第で必ずできるようになると思います!
では、「アプローチ」では、
具体的に何をすれば良いのでしょうか?
大きく4つです!
- 相手を「徹底的に」調べる。
- 「戦略」を立てる。
- 「戦術」を立てる。
- 実行をする。
まず、最も重要なことは、
相手を、「徹底的に」調べることです。
お客様が、どういう人で、何をしている人なのか。
年齢、性格、行動スタイル、大切にしている価値観など、
ありとあらゆる情報を徹底的に調べます。
法人営業であれば、
企業理念や事業内容、
各事業の利益構造や強み、弱みなどは、
最低限知っておきたいですね。
事前調査が終わったら、「戦略」を立てましょう。
相手の情報から、
「相手の悩みは何なのか?」を、考えます。
例えば、
「30代男性、独身、安定を求める性格、堅実家」という方であれば、
「恋人が欲しい!」という悩みを抱えてそうですね。
「なぜ、恋人ができないのか?」を深掘りすることで、
マッチングアプリや、
モテる服や、髪型、ダイエットサプリや、育毛剤の提案ができそうですね。
また、
「20代女性、大学3年生、将来の豊かな生活を送りたい意向がある」という方であれば、
「給料の高い企業に就職したい!」と思いそうですよね。
こちらも、他の情報を深掘りすることで、
就活斡旋や起業支援のほか、資産形成なども提案できそうですね。
あなたの仮説が正しければ、
提案された相手は、
「この人は、私のことを理解している!」と思ってくれます。
この時点で、
相手の気持ちが、
「悩み解決」に向かっていると、
実感できますよね。
そして、「戦略」が立てられましたら、
最後は、「戦術」を立てます。
いわゆる、「戦い方」です。
- 商談媒体:直接面会、電話、メール、SNSなど。
- トーク内容:堅いフォーマルな口調か、くだけたカジュアルな対応かなど。
- 服装:かっちりスーツか、カジュアルなスタイルか、私服か。
- 時間:頭が冴えている朝か、仕事終わりの夕方か。
5w1hで考えると、
漏れのない戦術が作れそうですね。
「いつ」、「どこで」、「誰が」、
「何を」、「なぜ」、「どうやって」
ですね!
ここまで考えることができれば、
「アプローチ」における事前準備は、十分です!
あとは、商談当日に、
準備通りに提案をすることができれば、
相手の気持ちは、「悩み解決」にしっかり向かっていきます!
「お客様」を、解決に向かわせる方法が「アプローチ」。情報収集、戦略、戦術の考案で、心を鷲掴みにできる!
クロージングで、「悩み」を解決し、「幸せ」の提供を!
「アプローチ」を受けることで、
お客様の「悩み解決欲」は、最大限まで高まりました。
最後に、
「クロージング」で幸せを提供します!
本記事の冒頭で、
2つの悔しい経験を紹介しました。
はい、
僕が毎回経験していることですよね。
「いい感じで商談が進んでいるのに、考えますと言われてしまった。」
「成約しそうなのに、結局、持ち帰って検討します。」
これらの失敗は、
「クロージング」が影響しております!
前章までで、「アプローチ」の重要性を説明しました。
いわば、恋愛における、「デート」の部分です。
どんなにデートが上手く進んでも、
「告白」が最悪だった場合、付き合えるとは思えないですよね。
商談も同じです。
どんなに「アプローチ」が良くても、
最も重要な「クロージング」で失敗をしてしまうと、
商談は、「破談」してしまいます。
それほどまでに、「クロージング」は大切なのです。
では、「クロージング」で必要な考え方を紹介します。
- 限定:商談時に選択しないことで、機会を逃す可能性があると伝える。
- 2択:検討は無し!「買う」、「買わない」の2択のみ提示。
- 真因突き止め:「買わない」場合、理由を聞く。
「アプローチ」を受けたお客様は、
目の前の幸せにワクワクしている状態です。
しかし、それでも、決断を先延ばしにしてしまうことがあります。
そのため、「クロージング」では、
「本日必ず決断すべき!」としっかり伝えます。
とはいえ、
直接的に伝えてしまうと逃げてしまいますので、
「限定」、「2択」で迫っていきます。
「本日限定の商品、キャンペーン」だとか、
「数量に限りがあるので、購入する場合、本日決めていただきたい。」など。
うやむやにしたり、
「お願い」は、絶対にしてはいけません。
しかし、それでも「買わない」判断をするお客様も、ございます。
その際は、理由をしっかり聞きましょう。
商品に問題があったのか、価格なのか、営業スタイルなのか。
その場で切り返せる内容であれば再提案し、
そうでない場合は、今後の営業に活かしましょう。
繰り返しになりますが、
重要なことは、「本日判断をしてもらうこと」です!
「持ち帰り」になってしまうと、
「アプローチ」で高まった「悩み解決欲」が下がってしまいますし、
何より再商談に時間がかかってしまいます。
お互いにとって、もったいないです。
また、その場で、
「買います!」と即決されたお客様がいたら、
必ず、お客様が、「悩み解決をした後の姿」を、
再度共有しましょう!
お客様に、幸せを感じてもらうことが大切です!
「お客様」に限定・2択で迫り、判断してもらう。その上で、幸せを感じてもらおう!
最後に、「お客様」にとってのパートナーになる。
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
最後に、改めて、
「営業」と「お客様」は対等だと言いたいと思います。
私も、すでに5年以上営業をしておりますが、
多くのお客様と、
「信頼関係」を築いてきたと自負しております。
いわば、
「パートナー」的な存在ですね。
本書で得た知見を活かし、
日々の営業活動を有意義なものにしていただきたいと思います!
では、また次の記事で会いましょう!
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