みなさんこんにちは!
サラリーマンの大樹です。
今日はついに来ました。営業向けの、営業特化型の書籍です。
毎回冒頭でお伝えしていますが、私は営業特化型の人間です。
元々食品メーカーで営業をしており、1年目から社長賞を受賞この、その後何度も受賞している中、
「さらに営業力を高めたい!」と思い、無形商材の営業を実施。
現在は、コンサルティングファームで営業をしています。
学生時代にも不動産関連の営業をしていたことから、多くの人生を営業の費やしてきました。
そんな私のバイブルとなっている本、それが「無敗営業」です。

本書は、すべての営業担当にお薦めです!
また、普段営業を受ける人にもお薦めです!
有効な営業をする方法、有効な営業から身を守る方法
が、学べます!
では、早速内容を見ていきましょう。
営業は常に劣勢。言われた事を、信じるな!
「営業なんて簡単!」
「コミュニティケーション力が、最も大切。」
このように思っている人はいませんか?
私は長年営業に携わっていますが、
営業を簡単だと思ったことは一度もありません。
また、私は、コミュニケーション力を強みをとしておりましたが、
コミュニケーション力の高さ=営業力の高さだと思ったことはありません。
では、営業としてまず持つべき心構えは何でしょうか?
それは、私たちは、「常に劣勢」だと思うことです。
お客様の基本思考は下記です。
「安い価格を求める」→「費用対効果の良い商品・サービスを求める」
よって、多くの場合、「それはいくらなの?」が第一の質問となります。

引越しをしたことはありますか?
その時を思い出してみてください!
引っ越しをする際、みなさんは引越し一括比較サイトを使ったことはありますか?
情報を登録すると、数社から連絡が届き、相見積もりを取ることになります。
私も過去何度か引っ越しをしたのですが、合計4社を家に呼び、見積もり比較をしました。
引っ越し業社選定にて、私が最も重視したことは「価格」です。
おそらく、皆様も同じかと思います。
本書でも、引っ越し業社とのやりとりの事例は掲載されていました。
「価格」が第一優先されてしまうと、大手企業は正直どうすることもできません。
しかし、多くの人は、最終的に価格が最下限でない大手を選択します。
※大手が最下限の場合もあります。
なぜ、そのような結果になるのでしょうか?
それは、「最優先は価格」と言いつつ、本当はそうでない場合が多いためです。
引越しの場合、
大きく分けると、引越しの質、アフターケアの質、接客の質などが、差別化ポイントとなっております。
引っ越しの質は、スピードや、家具や床への配慮などです。
アフターケアは、段ボール回収や、傷がついた家具への対応などです。
接客は、言わずもがな引っ越し業社の態度です。
私の場合、サーフボードや、結婚時に作成した押し花など、
絶対に壊して欲しくないものがいくつかありました。
そのため、最終的には、引っ越しの質で選定しました。
このように、建前は価格と言いつつ、意外と別のニーズを持っている事が多数あります。
上記を踏まえ、営業する側の立場になって考えてみましょう。
営業する側は、いかに、本音を引き出せるかが重要です。
情報が増えれば増えるほど、営業としての商談戦略も描けるようになります。
多くの営業される側の人たちは、これらの重要な情報は隠します。
よって、引き出す必要があります。

引き出す重要性は分かりました!
何を引き出せば良いのか教えてください!

結論、BANTCHです!
BANTCH ― 優秀な営業ほど「売る前」に見ているもの
営業という仕事は、単純に見えて実は非常に複雑です。
商品知識があれば売れるわけではないですし、
話が上手ければ勝てるわけでもないです。
現場で成果を出し続ける営業ほど、実は「提案の前」に多くのことを見ています。
- この会社は本当に導入できるのか
- 誰が意思決定するのか
- いつ動くのか
- どんな競合と比較されるのか
つまり彼らは、「売り方」ではなく、「案件の構造」を見ているのです。
そのために使われる代表的なフレームワークが、「BANTCH」です。
「BANTCH」とは、法人営業で使われるヒアリングフレームワーク。
以下の6要素から構成されています。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| Budget | 予算 |
| Authority | 決裁権 |
| Needs | 課題 |
| Timeframe | 導入時期 |
| Competition | 競合 |
| Human resources | 運用体制 |
一見すると単なる確認項目に見えるかもしれませんが、本質は違います。
BANTCHとは、
「この案件は、本当に動くのか」
を見極めるための「地図」になります。
Budget ― 「欲しい」ではなく「払えるか」
営業現場ではよく、
「興味はあるんですけど…」
という言葉が出ます。
しかし興味と購入は別物です。
どれだけ魅力を感じていても、予算がなければ案件は進まない。
だから営業は、早い段階で「予算感」を探る必要があります。
ただし重要なのは、単に金額を聞くことではありません。
本当に見るべきなのは、
“予算を動かすほど困っているか”
です。
人は、痛みが小さいものにはお金を払わない。
逆に、
- 売上が落ちている
- 人手不足が深刻
- 採用できない
- 業務が回らない
といった強い課題があると、予算は後からついてきます。
つまり営業において、「予算不足」は原因ではなく、課題不足であることが多いのです。
Authority ― 誰が決めるのか
営業で最も多い失敗の一つが、
「担当者とは仲良くなれた」
で終わることです。
しかし法人営業では、多くの場合、最終決裁者は別にいます。
現場担当は好意的でも、
- 部長が反対した
- 経営陣が予算を止めた
- 稟議が通らなかった
というケースは珍しくないです。
だから優秀な営業ほど、早い段階で意思決定構造を確認する必要があります。
- 誰が決裁するのか
- 稟議は何段階あるのか
- 何を重視する人なのか
営業とは、単なる説明ではない。「社内政治を理解する仕事」でもあります。
Needs ― 「欲しい」より「困っている」
BANTCHの中で最も重要なのがNeedsです。
なぜなら、営業とは本質的に、
“課題解決”
だからです。
ここで多くの営業が勘違いをします。
「興味あります」という言葉を、前向きなサインだと思ってしまうことが多いのです。
しかし実際には、
- 情報収集
- 比較検討
- なんとなく
の場合も多いです。
本当に強い案件は、
「この問題を放置するとまずい」
という状態になっています。
つまり営業で重要なのは、“欲求”ではなく“痛み”です。
人は「得したい」より、「損したくない」で動きます。
これは行動経済学の損失回避にも近いので後日説明しますね。
Timeframe ― いつ動くのか
案件には温度差があります。
- いつかやりたい
- 来年検討したい
- 今すぐ必要
これらはすべて別物です。
だから営業では、
「いつまでに必要ですか?」
という質問が極めて重要になります。
時期が曖昧な案件は、優先順位も低いです。
逆に期限が明確になると、人は動き始めます。
締切があるから、意思決定は進みます。
Competition ― 競合を知らずに勝てない
営業初心者ほど、競合の話を避ける傾向があります。
しかし実際には、顧客はほぼ確実に比較しています。
重要なのは、
- 誰と比較されているか
- 何が評価軸か
- なぜ迷っているか
を知ることです。
価格なのか。
ブランドなのか。
機能なのか。
サポートなのか。
営業とは、自社の強みを語る仕事ではありません。
“比較の中で、自社が勝てる土俵を作る仕事”
なのである。
Human Resources ― 「導入できる会社」か
意外と見落とされるのが、人員体制です。
どれだけ良いサービスでも、
- 運用担当がいない
- 現場が忙しすぎる
- 推進者がいない
と、導入は進みません。
つまり企業は、「良いもの」を買うわけではないのです。
“運用できるもの”
を買う。
営業とは、理想論ではなく現実を見る仕事でもあります。
BANTCHの本質は「確認」ではない

ここが最も重要です!
BANTCHを単なるチェックリストとして使う営業は弱い!。
- 予算ありますか
- 決裁者誰ですか
- 時期いつですか
と聞くだけでは、尋問になってしまいます。
本当に強い営業は、会話の中で自然にBANTCHを回収することです。
しかも目的は「情報収集」ではありません。
“どうすればこの会社が成功できるか”
を理解するためです。
だから顧客も心を開いてくれます。
そして、商品を説明するだけなら、AIでもできる時代になっています。
しかし、
- 誰が動かすのか
- なぜ迷うのか
- 本当の課題は何か
- どこで止まるのか
を読み解く力は、依然として人間の仕事です。
改めて伝えます。
「BANTCHとは、単なる営業フレームワークではない。」
それは、
「案件の裏側にある人間の意思決定」
を理解するための思考法なのである。
お客様の理解、要件の理解をして、初めて提案ができるので、
しっかり理解に頭を使っていきましょう!

具体的な聞き方も教えてほしいです!
それらのコツは本書に網羅されているので、
是非読んでみてください!
意外と怒られないので、ガツガツ行こう!
最後に、私たちがビビりがちな「怒られる」ことに対する私の見解を伝えます!
BANTCHを聞き出すには、さまざまな角度からの質問が必要になります。
他にも、
現状の競合と自社のコンペ状況や、
どういった場面で決定となるのかなど、
込み入った質問も必要になります。
多くの営業は、「ここまで聞いたら怒られるかも」と思いますが、
意外と怒られることはないです。
マナーを守り、節度を保った状態で聞ければ、基本的には怒られません。
よって、私からのアドバイスは1つ!
「ガツガツ聞きましょう!」

みなさん、頑張って!
というわけで、本日の内容はここまでです。
「無敗営業」は、BANTCH以外にも多くの重要なポイントが書かれているので、
パート2も書くようにします。
また、よろしくです!





コメント