皆さん、こんにちは!
サラリーマンの大樹です。
いきなりですが、質問です!

「成功者持っている、
最も重要なスキルは、
どんなスキルだと思いますか?」

IQですか?
それとも、「才能」ですか?
いいえ、実は、
「IQ」でも、「才能」でも無いのです。
最も重要なことは、
「GRIT(やり抜く力)」だったのです。
というわけで、本日は、
『やり抜く力 GRIT(グリット)――
人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』
を、紹介いたします!
才能は努力には勝てない。才能は、努力と組み合わさることで力が発揮される。正しい方法と教育で、やり抜く力は誰でも身につけることができる。
ペンシルバニア大学の教授である、
アンジェラ・ダックワース氏は、
心理学を学ぶ中で、「GRIT(やり抜く力)」に出会いました。
その研究の成果が、
本書では語られております。
少し過去にはなりますが、
2017年、年間ベストセラーランキング第4位に輝いた、話題作です!
(ビジネス部門。トーハン、日販調べ)
今の時代でも充分通用する内容だと思いましたので、
今回紹介いたします!

この記事は次のような人におすすめ!
- やり抜く力を身につけたい人
- 仕事で成果を上げたい人
- 精神論に苦手意識がある人
まず、簡単にポイントをまとめます。
才能は努力には勝てない。才能は、努力と組み合わさることで力が発揮される。正しい方法と教育で、やり抜く力は誰でも身につけることができる。
では、早速内容を見ていきましょう!
「才能」だけでは成功できない理由
「才能」VS「努力」。
多くの場面で、引き合いに出させる対比ですね。

スポーツ系のアニメでも、
「努力だけでは、
圧倒的な才能の前では勝てない・・・」
みたいな描写が多いですよね。

そうですよね。
アニメや漫画の世界では、
「努力」VS「才能」は盛り上がるので、
良く使われているイメージがありますよね。
では、現実の世界ではどうでしょうか?
「同期の彼は、昔から頭がよかった。」
「あの子は営業の才能があるから、数字が良い。」
など、勝てない要因を「才能の違い」だと決めつけておりませんか?
本書では、さまざまな実験を通じて、
「才能」対「努力」について検証をしておりました。
その結果、驚くべき事実が発覚したのです。
それは、
「才能が成果に直結するという考え方は、勘違い!」
だと、いうことです。

なぜですか?
「才能」があるから、
物事がうまく進むんじゃないですか?
たしかに、「才能」があったほうが、
物事は早く進みます。
なぜなら、飲み込みが早いためです。

例えば、あなたが野球をしていたとします。
バッティングに初挑戦した際、
普通の人は、ボールがバットに当たるまでに、
数日は必要でしょう。
しかし、「才能」がある人は、
初日からバットにボールが当たります。
このように聞くと、
「やはり、才能が重要じゃないか。」と、
思うかもしれませんね。
では、もう少し長期的に見てみましょう。
「才能」がある人とない人では、
マインドセットが異なります。
- 「才能」がある人:初期段階から才能で成果を出せるため、「努力」は控えめ。
- 「才能」がない人:「努力」でしか追いつけないため、できるまでひたすら「努力」する。
つまり、「才能」がない人は、
「努力」をしなければ、「才能」には勝てません。
そして、「努力」とは、
「壁にぶつかっても、自力で乗り越えることができる力」です。
物事を長期的に進めると、
必ず壁に衝突します。
いくら「才能」があっても、壁には衝突します。
壁に衝突した時、「努力」できる人のほうが、
容易に突破することができます。
よって、長期的な目線で考えると、
「努力」が「才能」に勝つのです。

そういう意味では、
「才能」があって「努力」ができる人は、
最強ですね!

そうなんです。
「才能」&「努力」ができる人には、
どちらか片方しか持っていない人は勝てないですね。
簡単に、本書で紹介されている、
「才能」と「努力」の組み合わせについて説明します。
本書では、
「才能」と「努力」の組み合わせにより、
「スキル」と「達成」が生まれると紹介されております。
そして、下記のようにも書かれております。
t「達成」を得るためには「努力」が2回影響する
『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』アンジェラ・ダックワース

んーーー。
少し、難しいです。
簡単にまとめると、こんな感じです。

「達成」するためには、
「スキル」と「努力」が必要ですが、
「スキル」を得るためには、
「才能」と「努力」が必要です。
つまり、
「努力」がないと、「才能」はそのままになってしまうのです。
以上より、「努力」の重要性は、
ご理解いただけたかな!と思います。
次のパートでは、
「GRIT(やり抜く力)」の伸ばし方を説明いたします。
才能は努力には勝てない。才能は、努力と組み合わさることで力が発揮される。正しい方法と教育で、やり抜く力は誰でも身につけることができる。
「GRIT」を伸ばす方法

では、本パートから、
「GRIT(やり抜く力)を伸ばす、
具体的な方法を教えます!

待ってました!
よろしくお願いします!
「GRIT」を伸ばすにあたって、
重要な考え方があります。
それは、
努力次第では、自分の「GRIT」を伸ばすこともできますし、
教育次第では、子供の「GRIT」も伸ばすことができるということです。

子供の「GRIT」も、
伸ばせることができるんですね!

そうです!
まずは、自分の「GRIT」の伸ばし方を、
説明します!
「GRIT」を、伸ばすにあたって、
まずは、自分の「グリット・スコア」を測定しましょう。
本書では、「グリット・スケール」という調査票を使用することで、
「グリット・スコア」を測定できます。

直ぐに知りたい方は、
下記サイトから調べられます。

「グリット・スコア」が測定できたら、次は高める段階です。
本書では、多くのことが紹介されておりますが、
私がおすすめする方法は、
「興味があることを、突き詰める。」です。
「GRIT」では、「情熱」が重視されます。
では、「情熱」は何から生まれるのでしょうか?
それは、「興味」です。
私たちが物事を続けられるのは、
それ自体が好きだからです。
よって、「興味」を持つことが重要になります。
そして、もし、「なんか面白そうだな・・・」と思ったら、
飽きるまでとことん調べ、知り尽くしてください。
それにより、
1つのことを突き詰めることで、
「GRIT」は伸びていきます。

「興味」→「好き」になると、
「情熱」が生まれるわけですね!
では、周囲の「GRIT」を伸ばすためには、
何が必要でしょうか。
それは、「課外活動」です。
本書では、課外活動によって、
「1年以上経験」と、「進歩経験」をすることができると言われております。

部活や習い事が、
いわゆる課外活動ですね。
課外活動は、子供たちにとって、
「大変」だけど、「楽しめる」行動になります。

たしかに、
サッカー部の練習は大変でした。
でも、なんだかんだ楽しかったのを、
覚えています!
そうなんです。
「大変」だけど、「楽しい」。
これが、ポイントです!
幼いことから、「大変✖️楽しい」経験をしていると、
長期的に、同じような快感を求めるようになります。
結果、「GRIT」が伸び続けるのです。
「興味」を突き詰めたり、「大変だけど楽しい経験」を増やすことで、伸ばすことができる。
最後に
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
この本は、実は、発売時に読みました。
今回は、改めて読み直し、書き直しました。
正直、本書は非常に思い入れのある本でしたので、
どこを抜粋して書くか非常に迷いました。

悩んだ結果、
内容が少し薄くなってしまったかもしれません・・・
すみません。
内容はとても良い本なので、
是非一度お読みいただきたいです!

本日も、
ありがとうございました!!
才能は努力には勝てない。才能は、努力と組み合わさることで力が発揮される。正しい方法と教育で、やり抜く力は誰でも身につけることができる。



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