ビジネス/スキル

本当に評価される人は、「成果」を納品している。──『カスタマーサクセス』から学んだ仕事の本当のゴール

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『カスタマーサクセス』から学ぶ、仕事の本当のゴールとは。契約や納品で仕事を終わらせず、顧客の成功まで追うには何が必要なのか。TTVや顧客の成功指標、食品メーカー・コンサル営業での実体験から「成果を納品する」という仕事の考え方を解説します。

みなさんこんにちは!サラリーマンの大樹です!

資料を提出した。

商談も終わった。

頼まれていた仕事も、期限までに終わらせた。

「よし、これで完了」

仕事をしていると、そんな瞬間があります。

でも、本当にそれで仕事は終わったのでしょうか。

たとえば、あなたが上司からプレゼン資料を頼まれたとします。

期限までに完成させた。

誤字もない。

見た目もきれい。

頼まれた内容も全部入っている。

仕事としては、問題なく見えます。

でも、その資料を使った会議で何も決まらなかったら?

上司が本当に欲しかったのが「きれいな資料」ではなく、「経営陣が意思決定できる材料」だったとしたら?

資料は納品されています。

でも、相手が欲しかった結果は生まれていません。

ここには大きな違いがあります。

「自分の仕事が終わった」と「相手が成功した」は、同じではない。

今回取り上げるのは、ニック・メータ、ダン・スタインマン、リンカーン・マーフィーの『カスタマーサクセス』です。

実はこの本を読んだのは、かなり前です。

正直に言えば、細かい内容までは覚えていませんでした。

そこで今回、記事を書くにあたって改めて本書の内容を整理しました。

すると、現在の僕が仕事で意識していることと、「顧客の成功」という考え方に重なる部分が多くありました。

タイトルだけを見ると、

「SaaS企業のカスタマーサクセス担当者が読む本かな」

と思うかもしれません。

でも本書の考え方は、もっと広く仕事へ応用できます。

営業でも。

コンサルでも。

企画でも。

エンジニアでも。

仕事のゴールを「自分が何をしたか」に置くのか。

それとも「相手に何が起きたか」に置くのか。

僕は現在、コンサルティングファームで営業をしています。

前職は食品メーカーの営業でした。

扱っているものはまったく違います。

それでも、二つの仕事を経験して変わっていない考えがあります。

売ってからが大切だ。

この記事で伝えたいことは、一つだけです。

本当に評価される人は、仕事ではなく「成果」を納品している。

『カスタマーサクセス』をヒントに、その意味を考えていきます。

仕事は「納品したら終わり」ではない

仕事では、「完了」が見えやすいものほど安心します。

資料を提出する。

メールを送る。

商談をする。

商品を納品する。

システムを導入する。

タスク管理表にもチェックを入れられます。

「終わった」

そう判断しやすい。

でも、少し視点を変えてみます。

そもそも相手は、なぜその仕事を依頼したのでしょうか。

資料が欲しいから、資料作成を頼んだのでしょうか。

システムが欲しいから、システム導入を頼んだのでしょうか。

おそらく、その先があります。

資料の先に、

意思決定したい。

システムの先に、

業務を効率化したい。

商品を買った先に、

何かを改善したい。

という目的がある。

つまり、僕たちが納品しているものの多くは、相手にとって「手段」です。

ここを取り違えると、

自分はちゃんと仕事をしたのに、相手にとって成果が出ていない

ということが起こります。

しかも怖いのは、仕事をした本人には「完了」が見えていることです。

頼まれたものを作った。

期限も守った。

品質も悪くない。

自分のタスクだけを見れば、問題はありません。

でも相手から見れば、

「これで何が変わるんだっけ?」

となっているかもしれない。

だから僕は、仕事の終了条件を自分側だけに置かない方がいいと思っています。

何を納品したかではなく、その結果として相手に何が起きたか。

そこまで見て、初めて仕事の価値が分かります。

売り切りから継続へ。「売ってから」が勝負になった

『カスタマーサクセス』を理解するうえで重要なのが、ビジネスモデルの変化です。

従来の売り切り型の商売では、商品を販売した時点で売上が立ちます。

もちろん、その後の顧客との関係も大切です。

ただ、取引には分かりやすい一区切りがありました。

ところがサブスクリプション型では違います。

契約してもらった。

でも、使われない。

価値を感じてもらえない。

そうなれば、顧客は契約を続ける理由を失います。

つまり、

契約を取るだけでは勝てない。

顧客がサービスを使い、価値を感じ、

「これを使い続けたい」

と思って初めて関係が続きます。

Netflixのようなサービスを考えると分かりやすいと思います。

契約者を増やしただけで終わりではありません。

契約した人が、

「観たいものがある」

「これからも使いたい」

と感じ続けることが重要です。

売った瞬間より、その後が重要になる。

だからサブスクリプションでは、「顧客の成功」という考え方がより重要になりました。

ただ、ここで一つ疑問があります。

これは本当に、サブスクだけの話なのでしょうか。

僕は前職で食品メーカーの営業をしていました。

現在はコンサルティングファームで営業をしています。

食品とコンサルティング。

扱っているものは大きく違います。

それでも、自分の中で変わっていない感覚があります。

今も昔も、売ってからが大切です。

売った後の品質が悪ければ、次はありません。

逆に、

「頼んでよかった」

と思ってもらえる仕事ができれば、次の相談につながる可能性が生まれます。

サブスクリプションによって新しい商売の原則が突然生まれたというより、

昔から存在していた「売った後まで価値を届ける」という商売の本質が、より見えやすくなった。

今の僕は、そう捉えています。


『カスタマーサクセス』が変えるのは、顧客対応ではなく「仕事のゴール」

カスタマーサクセスと聞くと、

「契約後のお客様を丁寧にフォローする仕事」

というイメージを持つ人もいると思います。

でも、それだけではありません。

『カスタマーサクセス』では、顧客の成功に向けた原則がさまざまな角度から示されています。

正しい顧客へ販売する。

顧客の状態を把握する。

顧客が価値を得るまでの時間を短くする。

顧客にとって重要な指標を理解する。

データを使って顧客の状態を見る。

そして、カスタマーサクセスを一部門だけの仕事にしない。

一つひとつを見ると、別々の施策に見えます。

でも、向いている方向は共通しています。

「自社が何をしたか」ではなく、「顧客に何が起きたか」を見る。

商品を売った。

ではなく、

その商品で顧客は何を実現したのか。

システムを導入した。

ではなく、

そのシステムで顧客の仕事はどう変わったのか。

提案した。

ではなく、

その提案によって相手は意思決定できたのか。

この視点へ変わると、仕事のゴールそのものが変わります。

自分のタスク完了ではなく、

相手の成功がゴールになる。

カスタマーサクセスは「顧客に優しくしよう」という話ではありません。

仕事の評価軸を、自分側から相手側へ移す考え方として捉えることができます。

本当に評価される人は、「仕事」ではなく「成果」を納品している

この考え方について、僕には思い出す経験があります。

前職の食品メーカーで営業をしていた頃の話です。

ワールドカップに合わせて、ビールの売場企画を提案したことがありました。

自社のビールを中心に売場をつくる。

青い缶の商品を集める。

さらに、店舗限定のオリジナルユニフォームまで企画しました。

提案した企画は採用されました。

ここだけを見れば、

「企画が通った」

わけです。

営業の仕事として、一つの成果が出たようにも見えます。

でも、実際の売場では他社も類似した企画を提案していました。

最終的には4社で売場を分ける形になりました。

そして、当初想定していた売上には届きませんでした。

企画は採用された。

売場もできた。

提案した仕事は形になった。

それでも、本来狙っていた結果には届かなかった。

この経験は、今回の記事のテーマを考えるうえで非常に分かりやすいと思っています。

「採用された」と「成功した」は違う。

もし自分のゴールを、

「企画を採用してもらうこと」

に置けば、成功です。

でも本来の目的を、

「その企画によって売上をつくること」

に置けば、評価は変わります。

仕事では、このズレが起きます。

資料を納品した。

提案が採用された。

契約を取った。

システムを導入した。

どれも大切です。

でも、それは最終成果ではなく、途中の出来事かもしれません。

現在、僕はコンサルティングファームで営業をしています。

仕事は変わりましたが、この考え方はむしろ強くなっています。

営業なので、当然受注は大切です。

案件を取る。

契約する。

そこまでは重要な仕事です。

でも、僕は契約したら営業の役割が終わるとは考えていません。

受注後も案件に関わります。

なぜなら、

営業はデリバリー品質も担保しないといけない

と考えているからです。

顧客から見れば、営業とデリバリーは同じ会社です。

契約までは良かった。

でも、その後の品質が悪かった。

それでは、顧客にとって成功とは言いにくい。

逆に品質が担保され、顧客に価値を感じてもらえれば、その先の相談につながります。

だから僕にとって営業は、

受注 → 終了

ではありません。

受注 → デリバリー → 顧客の成果 → 次の信頼

まで続いています。

これは営業だけの話ではないと思います。

たとえば、あなたが社内で資料作成を頼まれたとします。

資料を作って送る。

これは「仕事」を納品した状態です。

でも、その資料によって会議の論点が整理され、意思決定が進んだ。

そこまでいけば、「成果」が生まれています。

仕事ができる人は、

「何を頼まれたか」

だけではなく、

「相手は結局どうなりたいのか」

まで見ている。

だから、同じ依頼を受けてもアウトプットが変わります。

僕は仕事について、こう考えています。

仕事は成果物を渡したときではなく、最初に合意した「相手の成功」が実現したときに完成する。


成果を出す前に、「何を成功とするか」を合意する

ここで一つ問題があります。

「顧客の成果まで追いましょう」

と言うのは簡単です。

でも、

そもそも成果って何でしょうか。

ここが決まっていなければ、追いようがありません。

僕は仕事で、

結果が合意できていないと、どんな結果になっても成功じゃない

と考えています。

たとえば顧客から、

「このテーマについて調査してほしい」

と言われたとします。

言われた通り調査することはできます。

でも、本当に必要なのは「調査すること」でしょうか。

その調査を使って、新規事業へ参入するか判断したいのかもしれない。

投資判断をしたいのかもしれない。

社内を説得する材料が必要なのかもしれない。

目的が違えば、必要な情報も変わります。

だから僕は、目的を掘ります。

理由はシンプルです。

目的が変われば、アプローチが変わるからです。

売上を増やしたいのか。

利益を改善したいのか。

コストを下げたいのか。

工数を減らしたいのか。

意思決定を進めたいのか。

相手によって成功の形は違います。

だから、依頼された瞬間に「何を作るか」だけを考えない。

まず、

「これをやって、最終的にどうなれば成功ですか?」

を合わせる。

ここで思い出すのが、映画『ビリギャル』です。

塾講師の仕事を、

「90分授業すること」

と定義したらどうでしょう。

時間いっぱい授業した。

テキストも進んだ。

宿題も出した。

だから仕事は成功。

……とは、なりませんよね。

『ビリギャル』では、目指す場所がはっきりしています。

慶應義塾大学への合格です。

だから、そのゴールから逆算して勉強する。

現在地を見て、必要なことを考え、やり方を変えていく。

授業をすることは手段です。

生徒が目指す場所へ近づくことが成果です。

仕事も同じだと思います。

資料を作る。

商談する。

システムを導入する。

どれも大切です。

でも、それは『ビリギャル』でいう「授業をする」に近い。

その先に、

相手はどこへ行きたいのか。

がなければ、仕事の良し悪しを判断できません。

だから成果を追う前に、成果を定義する。

そして、

「ここまでいけば成功ですね」

を相手と合わせる。

ここが、成果を納品する仕事のスタート地点です。

顧客の成功は、早く届ける。TTVという考え方

成功を定義した。

では、あとは完璧な成果が出るまで時間をかければいいのでしょうか。

僕は、仕事ではスピード感をかなり重視しています。

基本的には、

90%をすぐに出す。

さらに言えば、70%の状態なら1時間以内で出すことを意識しています。

僕の感覚では、周囲が70%まで仕上げるのに2日ほどかけるような仕事でも、70%なら1時間以内に出すことを意識しています。

これは「自分は仕事が速い」と言いたいわけではありません。

完成度を自分一人で上げ続けるより、早く相手と方向性を合わせることを優先しているからです。

どれだけ自分では完成度が高いと思っていても、相手が求めている方向と違えば意味がありません。

だから早く出す。

相手に見せる。

方向性を確認する。

必要なら変える。

そして、また確認する。

現在の仕事では、得意先と毎日確認します。

だから、

「最後まで作ったのに、大きく方向がズレていた」

という状態をできるだけ作らない。

完成した後に大きなズレを直すのではなく、

小さなズレのうちに直し続ける。

これが、僕がスピードを重視する理由です。

『カスタマーサクセス』には、**Time to Value(TTV)**という重要な考え方が登場します。

簡単に言えば、

顧客が価値を感じるまでの時間。

この時間を短くする。

仕事でも同じです。

早く出す目的は、

「自分の仕事を早く終わらせること」

ではありません。

早く相手へ見せることで、早く価値へ近づける。

相手から反応をもらえば、

「方向性は合っている」

「ここは違う」

「この情報をもっと見たい」

と分かります。

そこから修正できます。

完成するまで自分の手元で抱え込み、最後に方向性のズレが分かるより、早い段階で相手と確認した方が修正できます。

つまり、

速く仕事を終わらせるのではなく、速く価値を届ける。

自分が早く終えるためのスピードではない。

相手が早く前へ進むためのスピードです。

TTVをSaaSだけの専門用語として終わらせるのは、もったいないと思います。

資料作成でも。

営業でも。

コンサルでも。

企画でも。

「完成はいつか」だけではなく、

「相手が最初の価値を感じるのはいつか」

と考える。

そうすると、仕事の進め方そのものが変わります。

顧客の成功を追い続けた結果、継続とLTVが生まれる

サブスクリプションの世界では、LTVという言葉がよく使われます。

Life Time Value。

顧客との取引期間全体で生まれる価値を見る考え方です。

でも今回の記事で大切なのは、LTVそのものではありません。

僕が重要だと思うのは、順番です。

企業側が、

「どうすれば長く契約してもらえるか」

「どうすれば追加で買ってもらえるか」

だけを先に考えても、顧客には関係ありません。

顧客は、企業のLTVを上げるために契約しているわけではないからです。

自分たちに価値があるから契約する。

だから順番は、

顧客の成功

価値を実感する

信頼する

継続する・また相談する

結果としてLTVが伸びる

だと思います。

これは現在の営業でも意識しています。

僕は、

品質が担保されれば次につながる

と考えています。

だから受注した後も、得意先と毎日確認する。

デリバリー側へ完全に任せて、自分は次の営業だけをするわけではありません。

相手が求めている方向とズレていないか。

品質に問題はないか。

目的へ向かって進んでいるか。

確認し続ける。

その積み重ねによって、

「また相談しよう」

と思ってもらえれば、次の仕事につながります。

つまり次の仕事を生むために大切なのは、次の商品を売り込むことだけではない。

今の仕事を成功させることです。

目の前の顧客を成功させる。

その結果、信頼が生まれる。

そして継続や次の相談が生まれる。

LTVは、その積み重ねの結果です。

LTVは目的ではなく、顧客成功の結果。

この順番は忘れたくありません。


カスタマーサクセスは、CS部門だけの仕事ではない

ここまで読んで、

「でも自分はカスタマーサクセス担当じゃない」

と思った人もいるかもしれません。

僕もカスタマーサクセス担当ではありません。

営業です。

それでも『カスタマーサクセス』の考え方は仕事に使えます。

なぜなら本質は、

自分の仕事の先にある「相手の成功」を見ること

だからです。

営業なら、

契約を取ったか。

だけではなく、

顧客の課題は改善したか。

コンサルなら、

資料を納品したか。

だけではなく、

顧客は意思決定し、前へ進めたか。

エンジニアなら、

システムを実装したか。

だけではなく、

ユーザーの仕事は本当に便利になったか。

マーケティングなら、

施策を実施したか。

だけではなく、

顧客の行動は変わったか。

もちろん、自分一人ですべての結果をコントロールできるわけではありません。

営業一人で顧客企業の業績を保証することもできません。

エンジニア一人で利用者の行動を完全に変えることもできません。

だから、

「成果が出なければ全部自分の責任」

という話ではない。

大切なのは、

どこまでを自分の仕事として見るか

です。

自分の作業が終わった瞬間に視線を切るのか。

それとも、

「この仕事によって相手に何が起きたんだろう」

と一歩先を見るのか。

この差は、積み重なるほど大きくなります。

食品メーカー時代の僕が、

「企画が採用された」

だけを見ていたら、その先の売上まで振り返る必要はありません。

今の仕事でも、

「案件を受注した」

だけを見ていれば、デリバリー品質まで確認する必要はありません。

でも、それでは仕事の途中しか見ていない。

相手が欲しかった結果まで見る。

この視点を持つだけで、自分の役割の範囲が変わります。

『カスタマーサクセス』は、CSという職種の専門書として読むこともできます。

でも、仕事のゴールをどこに置くかを考える本として読むと、営業やコンサルに限らず、多くの仕事へ応用できます。

明日から、相手の成果まで追う

ここまでいろいろ書きました。

でも、明日から急に「カスタマーサクセス戦略」を作る必要はありません。

まずは、普段の仕事で三つだけ問いかけてみてください。

①「この仕事で、何が起きれば成功か?」

仕事を始める前に確認する。

「何を作ればいいですか?」

だけではなく、

「これを使って、最終的に何を実現したいですか?」

まで聞く。

成功が分かれば、アプローチが変わります。

僕が今、目的を掘るのも同じ理由です。

依頼された仕事をそのまま受け取るのではなく、その先を見る。

最初にゴールを合わせる。

これだけでも、仕事のズレはかなり減らせます。

②「最初の価値を、もっと早く届けられないか?」

100%になるまで抱え込まない。

方向性を見せる。

仮説を出す。

途中で確認する。

そして、必要なら変える。

70%を早く見せるのも、90%をすぐに出すのも、目的は「速い人だと思われること」ではありません。

相手と早く方向を合わせるためです。

自分の作業時間ではなく、相手のTTVを見る。

③「納品後、相手に本当に成果が起きたか?」

送って終わりにしない。

導入して終わりにしない。

売って終わりにしない。

相手がどうなったかを見る。

企画が採用された。

でも、本来狙っていた成果は出たのか。

契約を取った。

でも、デリバリー品質は担保されたのか。

資料を送った。

でも、相手は意思決定できたのか。

自分側の「完了」の一歩先を見る。

これだけです。

僕自身、食品メーカー営業からコンサル営業へ仕事が変わっても、

売ってからが大切

という感覚は変わっていません。

今回、『カスタマーサクセス』の内容を改めて整理してみると、その考え方を「顧客の成功」という視点から捉え直すことができました。

顧客が買ったことは、成功ではない。

納品したことも、成功ではない。

使ったことすら、まだ成功とは限らない。

大切なのは、

相手が実現したかったことが、本当に実現したか。

だから、仕事を終えたときに一度だけ問いかけてみてください。

自分の仕事は終わった。でも、相手は成功しただろうか?

もし答えが分からないなら、その仕事にはまだ先があるのかもしれません。

本当に評価される人は、頼まれた仕事をたくさん終わらせる人ではない。

相手が目指していた場所を理解し、そこへ少しでも近づける人です。

資料ではなく、意思決定を。

システムではなく、改善を。

契約ではなく、成功を。

仕事ではなく、「成果」を納品する。

今回『カスタマーサクセス』を改めて読み解いて見えてきた、仕事の本当のゴールです。


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