人生/生活

変われないのは、能力不足じゃない。──『神メンタル』から学んだ「人生を動かす認識」の変え方

人生/生活

努力しているのに変われない。勉強も仕事も続かない。そんな原因を能力や根性だと思っていませんか?『神メンタル』をもとに、セルフイメージが努力と仕事の成果を変える仕組みを、仕事の実体験とともに解説します。

みなさんこんにちは!

サラリーマンの大樹です!

努力が続かない。

勉強を始めても、いつの間にかやめている。

英語を頑張りたい。

副業にも挑戦したい。

転職して、新しい仕事へ進みたい。

変わりたい気持ちはある。

それなのに、行動が続かない。

そんな自分を見て、

「自分には能力がないのかもしれない」

「もっと根性があれば変われるのに」

と思ってしまう人は多いのではないでしょうか。

僕も以前は、努力が続くかどうかは、能力や意志の強さで決まると思っていました。

能力がある人は努力できる。

努力できる人は結果を出せる。

だから、結果が出ないのは能力が足りないからだ。

そう考えていたのです。

しかし、『神メンタル』が示しているのは、まったく逆の順番でした。

能力があるから努力できるのではありません。

「自分はそういう人間だ」

という認識があるから、努力が始まる。

努力が続くから、能力が育つ。

つまり、

能力

努力

結果

ではありません。

認識

努力

能力

結果

なのです。

なぜ、努力が続く人と続かない人がいるのか。

才能の差なのか。

根性の差なのか。

この記事では、『神メンタル』と僕自身の仕事での経験をもとに、

「認識が努力を生み、努力が能力を育てる」

という一つの結論を考えていきます。


努力したいのに続かない。

そんな自分を責める前に、『神メンタル』が示すセルフイメージの考え方に触れてみてください。

努力が続かないのは、能力不足じゃない。

新しいことを始めようとするとき、私たちはまず自分の能力を確認します。

英語を勉強したい。

でも、自分には語学の才能がないかもしれない。

副業を始めたい。

でも、人に売れるような知識を持っていない。

転職したい。

でも、新しい仕事についていける自信がない。

そして、今の自分に十分な能力がないと分かると、行動を止めてしまいます。

もう少し勉強してから始めよう。

準備が整ってから挑戦しよう。

自信がつくまで待とう。

慎重で、正しい判断にも見えます。

しかし、ここには大きな矛盾があります。

能力は、行動しなければ育ちません。

英語を話せるようになるには、実際に英語を使う必要があります。

新しい仕事ができるようになるには、その仕事の中で試行錯誤する必要があります。

副業で価値を届けられるようになるには、実際に形にして、相手の反応を確かめる必要があります。

能力がついてから行動するのではありません。

行動するから、能力がつくのです。

それなのに、私たちは能力を行動の条件にしてしまいます。

能力がない。

だから努力できない。

努力できない。

だから結果が出ない。

結果が出ない。

だから、やはり自分には能力がない。

こうして、能力不足という認識が強くなっていきます。

でも、努力を続けている人も、最初から十分な能力を持っていたわけではありません。

英語を毎日学んでいる人が、最初から英語を話せたわけではない。

新しい仕事へ挑戦した人が、最初からすべてを理解していたわけでもない。

能力が足りない状態でも動いた。

だから経験が増えた。

経験を重ねる行動が努力になり、努力が能力を育てたのです。

つまり、違いは最初の能力ではありません。

自分を、どのような人間だと認識していたかです。

自分は、学び続ける人間だ。

自分は、分からないことがあっても動く人間だ。

自分は、目標へ向かって挑戦する人間だ。

その認識があるから、能力が足りない状態でも最初の一歩を選べます。

努力は、能力から生まれるのではありません。

認識から生まれる。

そして、その努力が能力を育てます。

人は変われないんじゃない。変わらないようにできている。

今度こそ変わろう。

そう決意した経験は、誰にでもあると思います。

毎日勉強しよう。

運動を始めよう。

資格を取ろう。

会議では、自分から発言しよう。

最初の数日は頑張れます。

しかし、少しずつ元の生活へ戻ってしまう。

仕事が忙しかった。

今日は疲れている。

一日くらい休んでも問題ない。

そう考えているうちに、始める前の生活へ戻ります。

そして、自分を責めます。

また続かなかった。

自分は意志が弱い。

やはり変われない人間なのだ。

しかし、『神メンタル』では、この現象を単純な根性不足とは考えません。

人間には、現在の状態を維持しようとする働きがあります。

ホメオスタシスです。

身体の状態だけではありません。

考え方や行動も、これまでの状態へ戻ろうとします。

勉強してこなかった人が、急に毎日勉強を始める。

会議で発言しなかった人が、積極的に意見を出そうとする。

挑戦を避けていた人が、新しい仕事へ手を挙げる。

新しい行動を始めると、それまでの自分との間にズレが生まれます。

すると、脳は今までの状態へ戻る理由を探します。

今日は疲れている。

今は忙しい。

準備が足りない。

次の機会でも遅くない。

元の生活へ戻るための理由は、驚くほど自然に見つかります。

これは、本人が怠けているからとは限りません。

新しい行動を異常と捉え、これまでの状態へ戻そうとする仕組みが働いているのです。

仕事でも同じです。

これまで会議でほとんど発言しなかった人が、明日から積極的に話そうと決めたとします。

会議が始まるまでは、発言するつもりです。

しかし、実際に話す場面になると、

まだ考えがまとまっていない。

もっと詳しい人がいる。

間違っていたら恥ずかしい。

そんな理由が浮かびます。

そして、いつも通り発言しない。

行動だけを変えようとしても、認識が以前のままなら、元へ戻る力が勝ちやすくなります。

自分は発言しない人間だ。

自分は人前で話すのが苦手だ。

自分は間違えてはいけない。

その認識にとって、発言しないことは自然な行動です。

反対に、

自分は、分からないことも含めて意見を出す人間だ。

自分は、対話しながら考えを深める人間だ。

そう認識していれば、何も言わずに終わることのほうに違和感を覚えます。

ここが、『神メンタル』の重要なところです。

ホメオスタシスをなくすのではありません。

戻ろうとする先を変える。

努力しない自分を当たり前にするのか。

努力する自分を当たり前にするのか。

挑戦を避ける自分へ戻るのか。

挑戦する自分へ戻るのか。

セルフイメージが変われば、変化を邪魔していた仕組みが、今度は変化を支える仕組みになります。

人は変われないのではありません。

変わる前の自分を、まだ「自分らしい」と思っているのです。

能力は、認識が決めた限界を超えられない。

仕事をしていると、同じ状況でも行動が大きく違う人がいます。

分からないことがあったとき、すぐに確認する人がいる。

自分なりの仮説をつくり、まず試してみる人がいる。

一方で、

間違えたらどうしよう。

質問したら、能力が低いと思われるかもしれない。

もう少し理解してから動こう。

そう考えて、行動できなくなる人もいます。

この違いは、能力だけでは説明できません。

まだ知識が少なくても動く人はいます。

反対に、知識があっても動けない人もいます。

違いを生んでいるのは、自分に対する認識です。

自分は、分からないことを確認しながら前へ進む人間だ。

そう認識している人は、質問することを恥だとは考えません。

確認することも、仮説を出すことも、成長するために必要な行動だと考えます。

しかし、

自分は失敗してはいけない。

最初から正解を出さなければならない。

そう認識していると、行動のハードルは一気に高くなります。

完璧に準備できるまで動けない。

正解が分かるまで発言できない。

その結果、能力を育てる経験そのものが減っていきます。

『神メンタル』では、脳はセルフイメージに合う情報を集めると説明されています。

自分はできない人間だ。

そう認識していると、脳はできない証拠を探します。

過去に失敗した商談を思い出す。

周囲の優秀な営業と自分を比べる。

お客様の反応が少し悪かっただけで、やはり自分は営業に向いていないと考える。

逆に、

自分は営業として成長していく人間だ。

そう認識していれば、同じ失敗を見ても、拾う情報が変わります。

どの質問が伝わらなかったのか。

お客様はどこで迷っていたのか。

次の商談では、何を変えればいいのか。

起きた出来事は同じです。

違うのは、そこから何を受け取るかです。

営業に向いていないと認識している人は、失敗した証拠を集める。

営業として成長すると認識している人は、改善するための材料を集める。

集める情報が変われば、出来事の解釈が変わります。

解釈が変われば、次の行動が変わります。

行動が変われば、結果も変わります。

セルフイメージは、ただ自信を持つための言葉ではありません。

どの情報を見るか。

その情報をどう解釈するか。

次にどんな行動を選ぶか。

そのすべてに影響します。

自分には無理だ。

そう認識した瞬間、脳は無理である理由を探し始めます。

そして、行動しない。

行動しないから能力が育たない。

能力が育たないから、やはり自分には無理だったという認識が強くなる。

セルフイメージ

集める情報

解釈

行動

結果

セルフイメージの強化

この循環が続きます。

しかし、逆の循環もつくれます。

自分は、試しながら成長できる人間だ。

そう認識する。

すると、前へ進むための情報を探す。

解釈が変わる。

行動が変わる。

小さな結果が生まれる。

その結果が、自分は前へ進める人間だという認識を強くする。

能力の限界を最初に決めているのは、現在の能力ではありません。

自分が、自分をどこまで進める人間だと認識しているかです。


脳がセルフイメージに合う情報を選び、行動や結果を変えていく仕組みを知りたい人は、『神メンタル』を手に取ってみてください。

私が変えたのは、行動力ではなく迷う時間だった。

ここまで書くと、僕は『神メンタル』を読んでから、急に行動できる人間へ変わったように見えるかもしれません。

でも、そうではありません。

僕は昔から、新しいことへ挑戦するタイプでした。

興味を持ったことには、比較的すぐ動いてきたと思います。

『神メンタル』を読んだから、急に挑戦できるようになったわけではありません。

変わったのは、行動力そのものではなく、行動するまでに迷う時間でした。

コンサル営業へ転職したとき、分からないことはたくさんありました。

扱うサービスが違う。

提案の考え方も違う。

お客様から出てくる課題も、それまで経験してきたものとは違う。

分からないことが出てくるたびに、自分の能力不足を感じました。

まだ知識が足りない。

もっと理解してから動くべきだ。

準備が整ってから発言したほうがいい。

そう考えると、動く前の時間が長くなります。

能力がないから動けない。

当時は、それが自然な順番だと思っていました。

でも、考えてみれば、分からない仕事を理解するためには、その仕事の中で動くしかありません。

考える。

仮説をつくる。

確認する。

修正する。

この繰り返しの中でしか、仕事の理解は深まりません。

それなのに、十分に理解できるまで動かないと決めてしまえば、理解を深める経験そのものが増えません。

能力不足を理由に止まることで、能力を育てる機会を失っていたのです。

『神メンタル』を読んでから、僕は能力より先に、自分をどう認識するかを考えるようになりました。

自分は、すべてを理解してから動く人間なのか。

それとも、分からないことがあっても、動きながら理解を深める人間なのか。

僕が選びたいのは、後者でした。

そう考えるようになってから、分からないことがあれば、まず自分なりに考える。

仮説を持つ。

そして、周囲に確認するようになりました。

最初から正解を出せるわけではありません。

考えが足りないこともあります。

確認することで、考え直すべき点が見つかることもあります。

でも、それでいい。

動いたから、何が足りないのかが分かります。

確認したから、次に考えるべきことが見つかります。

間違えないことより、早く確かめることのほうが、仕事を前へ進めることもあります。

僕が変えたのは、能力ではありませんでした。

能力不足だと考え続け、動く前に迷っていた時間です。

『神メンタル』を読んだから、突然行動力が高くなったわけではありません。

余計なことを考える時間が減った。

その結果、行動までの時間が短くなったのです。

今でも、分からないことはあります。

準備が足りないと感じることもあります。

それでも、能力がつくまで待つのではなく、まず動いて確かめる。

そう判断できる場面が増えました。

もちろん、やってみたいことを何でも始めているわけではありません。

飲食店をやってみたいと思うこともあります。

しかし、今は仕事と副業を優先しています。

挑戦する人間だからといって、思いついたことをすべて始める必要はありません。

理想の自分にとって、今は何を優先するべきなのか。

そこまで含めて判断することが大切です。

認識を変えるとは、勢いだけで動くことではありません。

行動するかどうかを、不安だけで決めないことです。

僕は、能力がないから動けないのではなく、動きながら能力を育てる人間でありたい。

そう認識することで、迷う時間を短くできるようになりました。

ヨーダが変えたかったのは、ルークのフォースではなかった。

セルフイメージの重要性を、直感的に理解できる場面があります。

『スター・ウォーズ』で、ルークがヨーダのもとで修行する場面です。

ルークはフォースを使い、戦闘機を動かそうとします。

しかし、目の前にある戦闘機を見て、自分には難しいと考えてしまう。

やってみるとは言いながら、心の中ではできないと思っている。

そんなルークに、ヨーダは言います。

“That is why you fail.”

それが、お前が失敗する理由だ。

ヨーダが問題にしていたのは、ルークの能力不足ではありません。

フォースが足りないとも言っていません。

問題にしていたのは、ルークが自分を「それをできない人間」だと認識していることです。

できないと思いながら、できる行動を取ろうとしている。

認識と行動が、最初から矛盾していたのです。

ルークは、目の前にある戦闘機の大きさを見ています。

これまでに動かしてきたものと比べます。

そして、

これは大きすぎる。

自分には無理だ。

と判断します。

自分にはできないと認識しているから、できない証拠が目に入る。

大きすぎる。

経験がない。

失敗するかもしれない。

脳が集める情報は、すべて今のセルフイメージを証明する材料になります。

しかし、ヨーダが見ていたのは、戦闘機の大きさではありません。

ルークが、フォースを使える存在として、自分を信じられるかどうかです。

自分はフォースを使える人間だ。

そう認識できれば、見る情報が変わります。

大きすぎるかどうかではなく、何に集中するか。

どう動かすか。

何を信じるか。

できない理由ではなく、できるための情報を探すようになります。

これは仕事でも同じです。

新しい役割を任されたとき、

「自分にはまだ早い」

と考える。

すると、

経験が足りない。

知識が足りない。

周囲のほうが優秀だ。

できない証拠ばかりが目に入ります。

できない証拠を集めるほど、行動は小さくなります。

発言しない。

質問しない。

挑戦しない。

経験が増えない。

結果として、

「やはり自分には早かった」

という認識が強くなります。

反対に、

自分はこの役割を担いながら成長する人間だ。

そう認識すれば、考えることが変わります。

今の自分に足りないものは何か。

誰に確認すれば前へ進めるか。

今日できる最初の一歩は何か。

能力が突然増えるわけではありません。

それでも、能力を育てるための行動が始まります。

ヨーダが変えようとしていたのは、ルークが持つフォースの量ではありません。

ルーク自身が、自分をどのような存在だと認識しているか。

そこを変えようとしていたのです。

能力を変える前に、認識を変える。

『神メンタル』が伝えていることも、この場面と重なります。

自分にはできない。

そう認識している限り、脳はできない証拠を探します。

自分はそこへ向かう人間だ。

そう認識できれば、今の能力が足りなくても、次に必要な行動を探せます。

ヨーダがルークへ求めたのは、もっと強く努力することではありませんでした。

まず、自分をできる存在として認識することだったのです。

努力は、認識が変わると勝手に始まる。

努力という言葉には、苦しいことを我慢して続けるイメージがあります。

やりたくないことを、根性で無理やり続ける。

弱い自分を押さえつける。

眠くても勉強する。

疲れていても行動する。

そんな姿を、努力だと思っている人も多いのではないでしょうか。

でも、本当に努力を続けている人は、毎日根性だけで自分を動かしているのでしょうか。

『ONE PIECE』のルフィを見ると、努力が生まれる順番が分かりやすくなります。

ルフィは、能力がついてから海賊王を目指したわけではありません。

強くなってから、海へ出たわけでもありません。

最初にあったのは、

自分は海賊王になる人間だ。

という認識です。

だから海へ出る。

仲間を集める。

強い敵に立ち向かう。

負けたら、もっと強くなろうとする。

行動し、戦い、失敗し、その中で能力を育てていきます。

能力があったから、海賊王を目指したのではありません。

海賊王になる人間だと認識していたから、必要な努力が始まったのです。

もしルフィが、

自分はまだ弱い。

海賊王を目指せるほどの能力はない。

もっと強くなってから海へ出よう。

そう考えていたら、物語は始まりません。

海へ出ないから、仲間とも出会えない。

敵とも戦わない。

経験も増えない。

能力も育たない。

能力がつくまで待つことで、能力を育てる機会そのものを失ってしまいます。

もちろん、現実の仕事は漫画のように単純ではありません。

自分は社長になる人間だと思えば、必ず社長になれるわけではありません。

自分は英語を話せる人間だと言えば、その瞬間に英語力が上がるわけでもありません。

認識だけで、結果が出るわけではない。

それでも、認識がなければ努力は続きにくい。

ここが重要です。

たとえば、英語を勉強するとします。

英語が苦手な自分が、必要だから仕方なく勉強している。

そう認識するのか。

世界中の人と仕事をする自分が、そのために英語を学んでいる。

そう認識するのか。

同じ一時間の勉強でも、意味が変わります。

副業も同じです。

会社員の自分が、空いた時間に少しお金を稼ごうとしている。

そう認識するのか。

自分の知識を価値へ変える人間が、最初の商品をつくっている。

そう認識するのか。

やっていることは同じでも、行動の意味が変わります。

努力が苦しいのは、毎回自分を説得しなければならないからです。

今日はやるべきか。

疲れているから休むべきか。

成果が出ないから、もうやめるべきか。

毎回判断していると、迷うだけで力を使います。

しかし、

自分は学ぶ人間だ。

自分は挑戦する人間だ。

自分は目標へ向かって行動する人間だ。

そう認識していれば、やるかどうかを毎回考える必要が減ります。

努力が、特別な行動ではなくなるからです。

歯を磨くたびに、強い決意は必要ありません。

自分は歯を磨く人間だと認識しているから、自然に行動します。

努力も、それに近い状態へ変えることができます。

根性で自分を動かすのではない。

努力する自分を、いつもの自分にする。

認識が変わる。

行動が始まる。

行動が続く。

それが努力になる。

努力が能力を育てる。

能力が結果を生む。

結果が、自分はできる人間だという認識をさらに強くする。

認識

行動

努力

能力

結果

認識強化

この循環に入れば、努力は根性だけに頼るものではなくなります。

ルフィが、海賊王になる人間として海へ出たように、私たちも、理想の自分として最初の一歩を選ぶ必要があります。


努力を根性の問題にせず、なぜ行動が続く人と続かない人がいるのかを知りたい人は、『神メンタル』のセルフイメージの考え方が参考になります。

能力を変える前に、自分への問いを変えよう。

ここまで読んで、

では、セルフイメージを変えるために何をすればいいのか。

そう思ったかもしれません。

『神メンタル』では、未来記憶という考え方が紹介されています。

未来の理想を先に決める。

その未来を基準に、今の行動を選ぶ。

難しく見えるかもしれませんが、仕事で使うなら、一つの質問だけで十分です。

何かに迷ったとき、自分へこう問いかけます。

「理想の自分なら、この場面でどう判断するか。」

これだけです。

今の自分を基準にすると、できない理由が先に浮かびます。

経験がない。

時間がない。

自信がない。

準備が足りない。

しかし、理想の自分を基準にすると、次に取るべき行動が見えやすくなります。

たとえば営業です。

商談で、お客様の話が十分に理解できなかったとします。

今の自分だけを基準にすると、

こんなことを聞いたら恥ずかしい。

知識がないと思われるかもしれない。

そう考えるかもしれません。

そこで問いかけます。

理想の自分なら、この場面でどう判断するか。

お客様を深く理解できる営業でありたいなら、分からないことを曖昧なままにしない。

その場で確認する。

その場で聞けなければ、商談後すぐに調べる。

必要であれば、周囲にも確認する。

理想の自分と同じ方向の行動を、今の自分が一つ選びます。

英語も同じです。

今日は疲れている。

勉強する気になれない。

今の感情だけで判断すれば、

今日はやめておこう。

そうなるかもしれません。

でも、

理想の自分なら、この場面でどう判断するか。

英語を使って仕事をする人間でありたいなら、五分だけでも英語に触れる。

完璧な一時間を求めるのではなく、理想の自分と同じ方向へ一歩だけ進む。

それで十分です。

副業でも使えます。

何を出せばいいか分からない。

まだ人に見せられる品質ではない。

そう思って、準備だけを続けてしまうことがあります。

そこで、

理想の自分ならどう判断するか。

自分の知識を価値に変える人間なら、最初から完璧になるまで待つのか。

それとも、小さく形にして、反応を確かめながら改善するのか。

未来の理想像を先に決めると、今日の判断が変わります。

未来記憶とは、まだ持っていない能力を持っているふりをすることではありません。

経験がないのに、経験があると思い込むことでもない。

理想の自分なら、今の能力をどう伸ばすか。

誰に助けを求めるか。

何から学ぶか。

どの段階で動くか。

その判断を借りることです。

能力不足を感じたとき、私たちは自分を責めます。

もっと頭が良ければ。

もっと意志が強ければ。

もっと時間があれば。

でも、自分を責めても能力は増えません。

必要なのは、次の行動です。

次の行動を変えるには、問いを変える。

自分にできるだろうか。

ではなく、

理想の自分なら、今どう判断するだろうか。

そう考える。

この問いは、今の能力ではなく、これから向かう方向を基準にしてくれます。

理想の自分と同じ判断を一回する。

その判断が行動になる。

行動を繰り返すことで努力になる。

努力が能力を育てる。

それが、認識から人生を動かす最初の一歩です。

変われないのは、能力不足じゃない。

努力が続かないと、自分の弱さを疑いたくなります。

能力がない。

根性がない。

意志が弱い。

だから変われないのだと思ってしまう。

でも、能力は努力の前提ではありません。

努力の結果として育つものです。

そして、努力は根性だけから生まれるものでもありません。

自分が自分を、どのような人間だと認識しているか。

その認識から生まれます。

『神メンタル』が教えてくれるのは、強い気持ちで苦しさに耐える方法ではありません。

セルフイメージを変え、脳が集める情報を変え、行動を変える方法です。

認識が変わる。

行動が変わる。

努力が続く。

能力が育つ。

だからこそ、最初に変えるべきものは能力ではありません。

自分への認識です。


変わりたいのに動けない。

努力しても続かない。

そんな自分を責める前に、『神メンタル』を通して、自分がどんなセルフイメージを持っているかを確認してみてください。

最後に、この記事で伝えたかったことを、もう一度書きます。

努力は、

根性から生まれるんじゃない。

「自分はそういう人間だ」

という認識から生まれる。

明日、仕事や勉強で迷う場面があったら、自分に一つだけ問いかけてみてください。

「理想の自分なら、この場面でどう判断するか。」

その一回の判断が行動になり、

行動が努力になり、

努力が能力を育てます。

能力を疑う前に、

自分への認識を疑ってみる。

人生が変わるきっかけは、

そこから始まるかもしれません。

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